尾木 洸

どうも尾木です。よろしくお願いします。

It's frustrating...

雨の続く梅雨の午前中に書き殴った感情の紙片を掲載します。Twitterっぽいっしょ!

It's frustrating~心の中のニトログリセリン

蒸し暑さと生乾き臭の立ちこめる我が理想郷なる世界は今や監獄と化していた。ついに限界である。限界と言っても苦しい、しんどい、といった症状の出るものではない。あるいは激情を伴う限界ではない。無から湧き出る虚無、閉塞、焦燥、暗晦、あらゆる不快感が現代社会と己の両端から音もなく、影のように以前からそこにある正当なものであるかの如く私の背中にのしかかっている。非常に重たい。この重みは私の内なる激昂として蓄積している。この風船はそろそろ限界を迎えている。私を見る者はとんだ癇癪野郎だと訝しむに違いない。だが今の手立ては茶と共にこの不快感を飲みこんでため息に還元するしかあるまい。そうかこれが鬱憤というやつか。

解説

自分の文の解説ほど野暮なものはないだろうが、まあ聞いてくれ。私はインドア派なのでコロナ禍この自粛期間を悠々自適且つ優雅に過してきたつもりだ。しかしそのはずなのにどこか違和感を覚える。ふむ、おかしい。私の心の中にも地下水のように目に見えないところでストレスがほんの少しずつ蓄積していたようだ。今も勿論自粛期間中である。煮え切らない政府という虚像の方針に疑問を感じ、また自粛期間延長するとかしないとか。それに加え今週から1ヶ月も早い梅雨入りをしたようで、今週は5日連続で悪天候。そのくせ気温は汗ばむ程度に高い。部屋には湿った洗濯物たち。課題はテトリスのように降り積もり、就活という大魔王に追い回される。併せて口の中に居座り続けるでっかい口内炎。限界である。と、こう言うわけだ。